市場分析をしてブルーオーシャンなエリアを選んだはずだったが…!?

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こんにちは、賃貸営業マン&不動産投資家のしんし(@shinshi_fudosan)です!

間取りも確定し、あとは新築完成を待つのみ!というところで、新たな情報を入手しました…。

入念に市場分析を行いエリア選定&間取り作成をしていましたが、事態は思わぬ方向へ!

今回は、土地選びのその後についてご紹介します。

前回の話はこちら

目次

新築アパート完成を待つのみ!と思っていた私に悲報が…

建築完成を待つのみ!と思っていた私に悲報が…

金融機関との契約も終わり、あとはアパートメーカーと細かな打ち合わせをして建築完成を待つのみという段階でのこと。

かねてから私が勤める会社とお付き合いのある不動産会社の担当者から、連絡がありました。

他の不動産会社

○○(私が新築アパートを建てたエリア)にうちの管理物件が新築されるので、ぜひご紹介お願いします!

しんし

そうなんですね!何部屋くらいのアパートでしょうか?(ライバルになるなぁ…)

他の不動産会社

何棟かありまして、総数でいえば60世帯くらいです!

しんし

60世帯…!?(オワタ\(^o^)/)

もともと私がこのエリアに建築しようと思った理由は、土地値の割に賃料が高いから、そして競合ライバルが少ないからでした。

私がこのエリアで店長をしていた時、大手ハウスメーカーでの新築はそこそこありましたが、単身の間取りの新築は母数が圧倒的に少なく、しかも今回私が採用したエントランスオートロックの物件はほとんどありませんでした。

そのため、このエリアでのローコスト単身新築はブルーオーシャンで、正直なところ建築できたら勝ち確だと考えていたのです。

さらにこちらの不動産会社、今回は60世帯ほどの供給ですが、その数か月前に40世帯ほと供給しています。したがって、同じエリアに約半年で100世帯以上を供給していることになります…。

しんし

しかもすべて単身1LDK(泣)

ということで、ブルーオーシャンだと思っていた市場が一瞬でレッドオーシャンになってしまいました\(^o^)/

市場調査は現状だけでは足りない場合がある

私はエリア内で過去に建築された新築の間取りや供給数を調べて、ライバル他社との金額や設備なども比較して、これならいける!ということで計画を進めていました。

しっかりと市場調査をしてどのような新築アパートが良いか分析した上で計画を進めていたのですが……。「私が考えている=他のライバルも同じようなことを考えている」ことまで想定できていませんでした。

先ほどご紹介したように同エリア・同時期に約100世帯供給した不動産会社だけでなく、それ以外の不動産会社でも今年に入って急に複数の新築アパートを供給してきたところもありました。今まで1棟も建ててなかったのに……。

しんし

みんなが狙っていたエリアだったということですね。

おそらく「ウッドショックや部材の高騰で建築費が上がったものの、家賃は上がらない」という市場の中で、必然的に土地が安いエリアにみんなが目を向けるようになったのだと思います。

実は、私はこのエリアで新築アパートを建てたいと2年前から考えていました。

昨年までは需要よりも供給数が少なく、間違いなくライバルが少ないブルーオーシャンなエリアのはずでした。

しんし

思い立ったらすぐ行動することの重要性を身に染みて感じました…。

同時期に建てられるライバル物件が急に増えたことを知ったのは建築確認申請も終わっている段階だったので、間取りや広さなどの大きな変更をすることはできません。

変更できるのは設備くらい。どうしたら…?

次回は、ライバル物件との差別化のために導入した設備についてお伝えしていきます!

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