新築アパートに導入した「ライバル物件との差別化設備」とは!?

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こんにちは、賃貸営業マン&不動産投資家のしんし(@shinshi_fudosan)です!

ブルーオーシャンだと思っていたエリアが一瞬にしてレッドオーシャンと化してしまい、非常に焦ってきました。

しかも図面はもう確定しており、間取りは変更することができません…。

そこで力を入れたのが「設備での差別化」!今回は、私が実際に行ったライバル物件との差別化設備についてご紹介します。

前回の話はこちら

目次

私が導入した「ライバル物件との差別化設備」をご紹介!

3棟の戸建てと間取り、虫眼鏡、電卓

ここでは、私が導入したライバル物件との差別化設備をご紹介します!

  • キッチンの天板を人造大理石に
  • 洗面台をフロートタイプ→バックカウンター仕様の三面鏡に
  • 玄関にコート掛けを設置
  • 共用部の床を絨毯に&大型照明を設置

差別化設備①キッチンの天板を人造大理石に

新築アパートのキッチン。天板を人造大理石に

アパートに設置されるキッチンの天板はシルバーのステンレスが一般的ですが、今回は白色の人造大理石に変更してみました。

白色の人造大理石に変更して良かったことの一つが、おしゃれな見た目になったこと。

そして、人造大理石は凹凸がないので掃除がしやすく水垢が目立ちにくい特徴があることから、使い心地も良くなります。

もちろんステンレスはさびに強く臭いが付きにくい、人造大理石よりも価格を安く抑えやすいといったメリットはあります。

しかし、今回のライバル物件がステンレスばかりだったことから、差別化として人造大理石を採用しました。

差別化設備②洗面台をフロートタイプ→バックカウンター仕様の三面鏡に

バックカウンター仕様の三面鏡の洗面台
バックカウンター仕様の三面鏡

今回新築したアパートがあるエリアは、フロートタイプの洗面台がほとんどでした。

戸建てなどでも使用されているフロートタイプは見た目がおしゃれ。私個人としては好きなタイプです。

しかし、このエリアの物件はあまりにもフロートタイプが多い!内見する人が「またこのタイプか…」と思ってしまう可能性が高く、やはり洗面台も差別化が必要だと感じました。

また、ライバル物件で使われているフロートタイプの洗面台は収納が少ないデメリットもありました。

そこで、私はフロートタイプではなく収納が豊富な三面鏡の洗面台を導入。さらにバックカウンター仕様にすることで、「いいものを使っている」とPRすることにしたのです。

差別化設備③玄関にコート掛けを設置

玄関にコート掛けを設置

今回の新築アパートでは玄関の収納を十分に確保していましたが、さらに工夫したいと考えました。

そこで、私が勤めている店舗の一人暮らしをしている賃貸仲介スタッフに「アパートの玄関で不便に思うことはあるか」聞いてみたのです。

賃貸仲介スタッフ

玄関にコートをかけるところがないこと。あったら便利なんですけど…

たしかに、私も玄関にコートをかける場所が欲しいと思ったことがありました。このような経緯で玄関にコート掛けを設置することにしたのです。

しんし

このような賃貸の現場スタッフの意見は非常に参考になります!

差別化設備④共用部の床を絨毯に&大型照明を設置

共用部の床を絨毯に
共用部の階段
共用部
大型照明

今回の新築アパートはオートロックがエントランスにあるため、共用部は室内となります。

共用部はもともとフロアタイルの予定でしたが、高級感を出すために床を絨毯に変更、さらにエントランスの天井に大きな照明を付けました。

しんし

ホテルのような雰囲気を心がけました。かなり印象が変わったのでやってみてよかったです!

仕様変更にかかった金額はおおよそ100万円

今回の新築アパートでは上記でご紹介したような色々な仕様変更をしたことで、施工費用が100万円ほど上がりました。

もちろん、金額が上がることに迷いはありました。しかし、とにかく競合が多いため、エリア内にある有象無象の物件の一つとして埋もれていくことの方がリスク。そのため、上記のような差別化設備を導入したのです。

しんし

ライバル物件にはない魅力を作らないと選んでもらえません!

これで新築アパートの内装の打ち合わせは終わりです。あとはスケジュール通りに工事が進み、入居者募集を滞りなく行い機会損失をなくすことに注力しました。

あとは「人事を尽くして天命を待つ」!果たして、今回の新築アパートは3月までに満室になったのでしょうか…!?

次回「着工後にしれっと「当初の予定と異なる設備」に変更されそうになった話」へ続く!

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