こんにちは、賃貸営業マン&不動産投資家のしんし(@shinshi_fudosan)です!
安い戸建てを探していたある日、知人から「中古戸建てを売りたい人がいる」という話を聞いていました。
既に不動産会社にお願いして売却活動をしているけれど、全然売れないそうで。
私は事前に外観を確認して内観写真も見た上で、貸家としての購入を検討しました。
戸建て投資物件2棟目を検討したきっかけ
今回の話は、知人のAさんからから物件を売りたいという人の話を聞いたことから始まりました。
「相続対策として古い戸建てを売りたい。100万円でいいから!」という人がいて、本当は俺が買いたいんだけど、今100万円持ってないんだよね…。
さらに話を聞いていくと、
- 不動産会社に売却をお願いしているけれど、売れない
- 100万円でもいいって伝えているのに、低価格だと不動産会社が許してくれない
- 急いでいるわけではないが、終活の一環で現金化しておきたい
という事情があることがわかりました。
100万円の戸建てかー。良さそうなら私が買いたいな
そこで、Aさんに「その物件、良さそうだったら私が買ってもいいですか?」と聞きました。
Aさんからは「わかりました、所有者に連絡取ってみますねー」という返事。
こうして、戸建て投資物件2棟目の検討が始まったのでした。
100万円中古戸建ての物件情報
知人Aさんから教えてもらった物件情報は、次の通りでした。
- 築年数は相当経過しているが、内装はリフォーム済
- プチ限界集落という立地
- 駐車場は確保できる
知人Aさんから不動産会社が掲載している物件情報のURLを共有してもらえたので、内観写真を見ることができました。
内装や水回りがリフォームされているようで、私の中で期待値が上がります。
ただ、市街地から少し離れたプチ限界集落という立地が気になるところ。そこで実際に現地へ向かって確認することにしました。
実際に現地を確認してみると、確かに立地は良くなさそう。100万円という安い価格の戸建てなので、仕方ないかなとは思います。
- 近隣に大手ハウスメーカーのファミリー向けアパートがある(満室)
- プチ限界集落の手前の方(市街地側)にある
- 駐車場が確保できる
- 角地
立地はよくないけれど、賃貸需要がまったくないわけではない。
当時、私はこのエリアで賃貸営業をしていたので、ある程度安い賃料+駐車場さえ確保できれば入居付け可能だと思えました。
100万円で購入できるなら、想定利回り50%。2年で回収できる予定…!熱いぞ…!
この日は勝手に地図を見て現地へ向かっただけなので、周辺環境と外観だけを見て帰りました。
後日、所有者と一緒に内見する予定が……?
100万円戸建ての購入に前向きなった私は、所有者と一緒に物件の中身を含めて確認することになりました。
集合場所は、物件の現地。現地へ行くと、紹介してくれた知人Aさんが先に待っていました。
そして、待ち合わせの時刻……
所有者、現れず。
待ち合わせの時刻から15分後………
所有者、現れず。
時間を間違えているのだろうか?知人Aさんが所有者に電話してくれました。
どちらにいらっしゃいますか?
もう現地にいるよ~
???????
電話を切った知人Aさんが言いました。「今日見に行く物件、ここじゃないっぽいです」
え?
まさかの物件違いでした。
知人Aさんは所有者から聞いていた情報が間違っていたようです。事の真相は次の通り。
- 所有者がAさんに中古戸建ての売却話を持ちかける
- 不動産会社が取り扱っていると聞いたAさんはネットで物件情報を検索し、「この物件で合ってますか?」と直接確認したところ、「これだよ、合ってる!」と言われた
- その物件情報は同じ町内だけどまったく別の物件だった
なぜ自分の物件を間違える…?外観も内観も全然違うよね?
私たちは所有者さんに真の物件所在地を聞き出した後、現地に向かいました。
私が認識していた物件と同じ町内ではあるものの、プチ限界集落の中では奥の方の立地。
草木が生い茂り、内装はリフォームなど一切していない昔ながらの古き良き純和風の佇まい。
床には穴が開いており、まっくろくろすけが出てきそうな、まるでトトロの世界に迷い込んだような物件でした。
これを一言で表すとしたら…
魔境……!
今回は、購入を見送ることにしました。
内見から半年後、戸建て投資とは別の目的で購入することに
これが100万円戸建ての現実。安い戸建てにはワケがある!
真の物件を内見した直後は購入を見送ったものの、あとから別の目的で購入することに決めました。
次回は100万円戸建ての使い道について更新します!