こんにちは、賃貸営業マン&不動産投資家のしんし(@shinshi_fudosan)です!
今回は、「ジモティー」という地域密着型アプリに掲載されていた築古戸建てを内見しに行った時のことをまとめました。
実際に内見してみたら、やはりそれなりのボロ戸建てでした(笑)
ジモティーで不動産を探すって実際どうなの?と気になる方は、ぜひご覧ください。
ジモティーで見つけた築古戸建ての概要
今回内見した築古戸建ては、ジモティーではこのような条件で広告掲載されていました。
- 販売価格:350万円
- 水回りはすべてリフォーム済み
- 駐車場スペースは広め
- 市街地から遠く離れた田舎(富山県上市町)
私は200万円以下の戸建てを探していました。
いくら富山県の地価が安いとはいえ、200万円以下という予算で探しているので多少立地が悪いことは覚悟しています。
私は賃貸営業マンなので、いざとなれば自分で客付けできるのが強み。
しかし、この物件の立地はどの層にも賃貸需要がありません。
それでも内見しに行った理由は、水回りがすべてリフォーム済みである点と売主が値下げ交渉OKと言っていたからです。
とりあえず内見してみることにしたのでした。
売主と待ち合わせして築古戸建てを内見
現地に向かう途中は、見渡す限りの田んぼ道でした。物件周辺は住宅地でそれなりに人もいそうですが、周囲にお店はまったくありません。
当日、私は不動産会社と売主がセットで現れると思っていたのですが、売主1人だけ。しかもそこそこご年配の方でした。
ジモティーというアプリを使いこなしている時点で、勝手に若い人を想像していました。
実際に内見してみると、こちらが概ね想像していた通りの物件でした。その上で現地を確認してわかったこと・感じたことは次の通りです。
- 周囲にあるのは住宅と田んぼのみ。ある程度車を走らせないとお店は何もない
- キッチン・風呂・洗面所・トイレがリフォーム済み(未使用)
- 雨漏りあり。その他直さなければならない箇所がある
- 階段の柵が膝上くらいしかないので、転落の危険性がある
- 隣地におおよそ築60年という小屋(駐車スペース)がある
水回りがすべてリフォーム済みというのは良いポイントですね。雨漏りがあり、他にも直さなければならない箇所があるので、そのままの状態では貸せませんが。
隣地にある小屋は、あまり状態が良くありませんでした。駐車スペースとして貸し出すにはリスクが高そうです。
売主からは「20万円値下げできる」といわれましたが、雨漏り等の修繕費用などを考えると完全に予算オーバーなので見送ることにしました。
ジモティーからの物件探しは難しい
正直なところ、ジモティーでの個人間取引は難しいと感じています。
ネット上でのコミュニケーションであるからなのか、こちらを人間だと思っていないような方が非常に多い印象です。
音信不通は当たり前。約束を破られることもありました…。
なお、ジモティーから見つけた不動産の取引をしたい場合は、不動産会社に仲介に入ってもらうことをおすすめします。
後々のトラブルを考えればプロに物件を調査してもらったり、契約書等の書類を作成してもらったりした方が良いでしょう。