こんにちは、賃貸営業マン&不動産投資家のしんし(@shinshi_fudosan)です!
はじめて購入した築50年超えの中古戸建て。築年数が経っているので覚悟はしていましたが、水漏れトラブルが発生してしまいました!
築古戸建てに修繕リスクは付き物。今回は、水漏れトラブルが発生してから解決するまでの話を書いていきます!
水漏れトラブルが発生!高額な修理費用がかかるかも!?
ある日、管理会社の担当者から「浴室で水漏れがあるとクレームがあった」と電話がありました。
築年数が経っている物件なので、配管に原因があるかもしれない。検査するのに5万円かかります。どうしますか?
築50年超えだからなー。仕方ないとはいえ、ついにきてしまったか……。
築年数の古い戸建ては安くて買いやすいのですが、こうした修繕リスクは付き物です。
検査に5万円かかること自体は良いのですが、配管に問題があるとしたら一体どのくらいの修繕費用がかかるのか……。
まだ十分に家賃回収できていないのに、高額な修繕費用がかかるかも…!?
また、この戸建ては長屋なので、もしかしたら原因はつながっている別の物件にあるのかもしれない。
築50年超えの中古戸建てを購入した時点で修繕リスクについて承知していたものの、実際に直面すると頭が痛くなりますね…。
現地を確認したら意外な原因と対処法がわかった
今回の水漏れトラブルは、排水口に水が流れにくいため、あふれた水が脱衣所に伝ってしまうというものでした。
管理会社に現地を確認してもらったところ、水漏れトラブルの原因となっていたのは浴室の勾配でした。
一般的な浴室は、排水口に水が流れやすくなるように勾配が作られています。つまり、高いところから低いところ(排水口)に流れるような作りになっているのです。
しかし、この戸建てはもともと勾配があまりなく、さらに水はけも悪いとのことで、浴室から脱衣所につながる隙間から水が流れてしまっていたのでした。
今回は、浴室から脱衣所につながる隙間をコーキングして修繕完了。水漏れはなくなりました。入居者が排水口の掃除を怠っていたことも原因の一つだったようです。
水漏れがなくなってよかった!簡単に直ってよかった!!
築古戸建ては修繕リスクが高いことを実感
今回は簡単に直りましたが、高額な修繕費用がかかるかもしれないと考えたときは正直慌てました。
実際に経験しないとわからないことがたくさんありますね。
築年数の古い戸建ては安くて買いやすいけれど、修繕リスクも踏まえた上で購入判断が必要ですね。