こんにちは、賃貸営業マン&不動産投資家のしんし(@shinshi_fudosan)です!
これまで私は中古戸建てや中古アパート投資を行ってきましたが、色々なきっかけがありこの度新築アパートを建てることになりました。
今回は、そもそも私がなぜ新築に挑戦したいと思うようになったのか、そのきっかけについてご紹介したいと思います。
中古アパートへの融資が厳しい、でも不動産投資をしたい
私は新築をするまで、中古のアパートやボロ戸建などを購入して不動産投資を行っていました。利回りを重視していて、自己資金の回収を早く行いたいと思っていたからです。
かつ、いきなり大きな金額の借金をするのが怖かったため、最初は現金で戸建、その後は2,000万円以内の小ぶりなアパート、と少しずつ買い進めていました。
その方針は今も変わらず、いい中古の物件があればすぐ買いたいと思っています。
しかし、中古のアパートへの融資がどんどん厳しくなり、耐用年数が切れていたり、空室が多かったりする物件などへの融資がほとんど受けられない状態でした。
そして、私が欲しいと思うような利回りの高い物件は大抵上記のような物件ばかり…。
私が欲しがる物件と、銀行が欲しがる物件にはこのようなギャップがあったのです。
それでも不動産を買いたい熱は収まらず、たどり着いたのが木造新築アパートでした。
思っていたよりも自己資金が掛からないことを知る
低価格帯の築古物件しか購入していなかった私は、新築アパートは金額も高く、自己資金も高いだろうという認識でした。
物件価格の2割が自己資金だとすると、6,000万円なら1,200万円必要…。無理だな…。
しかし、知人にその話をすると「担保評価次第だけど、土地を自分で準備できれば、建物は融資してくれることが多い。実際自分もそうだった。自己資金は1割くらいだったかな?」というではありませんか。
今まで漠然といつかは新築をしたいなぁと思っていた程度で、具体的なことは何も考えていなかった私ですが、知人のこの話を聞いて、「新築アパート、ありだな」と思い始めました。
自己資金の回収も実は早い
とはいえ、中古と新築では、当然ですがそもそもの購入金額が違います。つまり、借り入れの金額が違います。
そのため、借り入れの金額が大きいと返済も多くなり、返済比率が高くなるのではないか、という不安がありました。
加えて、中古物件であれば固定資産税は比較的安いですが、新築となると固定資産税も高い。つまり、家賃収入が大きくなっても手元に残るお金が少なくなるのではないかと考えていたのです。
その点も新築アパートを建てている知人に相談したところ、据置期間の設定について話してくれました。
金融機関に相談すれば据置期間の設定をしてもらえる。利息だけ支払えば良くなるから家賃収入が口座に貯まっていくし、自分はだいたい1年で自己資金を回収したよ。
さらにこの知人からは、新築アパートの維持費について…
「新築だから中古と比較すると固定資産税が大きくなりやすいのはその通りなんだけど、設備が新しいから中古だとかかりやすいメンテナンス費用がかからないし、しんしが思っているほど維持費が巨額になるわけではないよ」
と言われました。
新築めっちゃいいじゃん!むしろ新築しか勝たん!!
知人から新築アパートの話を聞き、単純な私は急に新築に興味を持つようになりました(笑)
また、先輩大家さんから言われた言葉もずっと頭に残っていて、いつか自分も新築を建てたいなぁと漠然とあった想いがより大きくなっていきました。
新築アパートを建てるということは、その地域で一番いい物件を作る権利があるということだよ。
とはいえ、今まで土地を探したことはなく、自宅の土地ですらほとんど妻に探してもらっていた私にとっては、新築アパートを建てることは分からないことが多すぎる案件でした。
でも思い立ったが吉日。
中古アパートの融資姿勢が変わるのを待っている時間ももったいない!とりあえず何でも挑戦してみよう!周りに知り合いも一緒に新築挑戦するって言ってるし、仲間もいるし大丈夫だろ!
ということで、勢いで新築アパートを進めることとなりました。