こんにちは、1棟2戸の賃貸併用住宅を新築した賃貸営業マン&不動産投資家のしんしです。
賃貸併用住宅を検討する中で気になる項目の一つが、実際の収支ではないでしょうか?
実際に賃貸併用住宅を建てて運用していくには、初めにどのくらい費用がかかり、居住中はどのような支出があるのか気になる人も多いでしょう。
そこで今回は、実際に1棟2戸の賃貸併用住宅を建てて暮らしている私たちの収支を公開します。
私たちの実例から初期費用・ランニングコストを細かくご紹介しますので、賃貸併用住宅に興味のある人は、ぜひ参考にしてみてください。
私たちは2019年に賃貸併用住宅を新築しました。現在とは建築費が大きく異なるため、参考程度としてください。
賃貸併用住宅の建築にかかった費用の内訳
私たちが建てた1棟2戸の賃貸併用住宅にかかった建築費は、土地+建物+諸費用の合計で約2,800万円でした。
費用 | |
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古家付土地 | 約650万円 |
建物解体+残置物撤去 | 約110万円 |
建築費(外構工事含む) | 約2,000万円 |
更地ではなく古家付土地であったため、建物を解体する必要がありました。室内には要らないものがたくさん残っていたため、残置物撤去費用もかかっています。
解体業者に残置物撤去もお願いしたので、多少は値引きしてもらえました。
私たちはそう遠くない将来に住み替えを検討していたため、一時的に暮らす住宅としてローコストメーカーを選択しています。
このハウスメーカーは賃貸併用住宅用の建築プランをいくつか準備していました。そのため、他社よりも圧倒的に建築費を抑えることができたのです。
現在は、建築費高騰の影響を受けて、そのハウスメーカーにあった賃貸併用住宅用の建築プランはなくなっています。
1棟2戸賃貸併用住宅の収支
総価格 | 2,800万円 |
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住宅ローン総額 | 2,800万円 |
月賃貸収入 | 8.4万円 |
月返済額 | 6.3万円 |
月諸経費 | 0.7万円 |
月収支 | +1.4万円 |
キャッシュフローは月々約14,000円プラス。収益化できるマイホームを実現しています。
今後も不動産投資を続けていくつもりだったので、手元に多くキャッシュを残すためにフルローンで新築しました。
住宅ローンの借入期間を長めに設定して、月々の返済額を抑えています。万が一、空室期間が長引いても自力で返済できる金額にしたかったからです。
空室リスクに備えて、私たちの本業からの収入で問題なく支払える返済額にしています。
賃貸併用住宅と住宅ローンについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
ちなみに、月々かかっている諸経費の内訳は、管理委託料・ケーブルテレビ・インターネット(ネット無料)・共用水栓です。
賃貸併用住宅では余裕のある資金計画を立てよう
住居費を抑えられる上に、収益化も可能なマイホームとして魅力の賃貸併用住宅。
賃貸併用住宅で失敗しないためには、余裕のある資金計画を立てることが重要でしょう。